民間情報
(医)中川会 飛鳥病院が改築 設計・内藤建築 施工・森下
2021.11.12 カテゴリ(民間情報)
医療法人中川会(理事長・中川美恵子、高市郡高取町与楽)は、かねてより飛鳥病院の改築を計画。内藤建築事務所(橿原市)で基本計画、実施設計を進めていた。このほど、森下組(大淀町)に施工を決定した。
飛鳥病院は、高取町与楽1160番地に昭和59年に開設。敷地面積1万4661平方㍍に南館と北館の2病棟、延床面積8464・47平方㍍。精神科、神経科、内科、放射線科の4科(388床)を診療している。
改築工事は、南館棟を解体し、現グラウンドと南館棟跡地に、新南館病棟と新南館外来管理棟を建設する。新南館病棟は、鉄骨造地上3階建て、建築面積2254・88平方㍍、延床面積6355・93平方㍍。外来管理棟は、鉄骨造地上2階建て(ペントハウス)、建築面積586・88平方㍍、延床面積1128・59平方㍍。
設計の内藤建築事務所担当者は、「同改築にあたっては病院の診療をしながらの工事の為、機能低下を生じさせないようにSTEP計画を行い、将来の病棟形態を見据えたプランニング、設計とした」と、話している。
工事は、今月から解体工事を行い、12月から本体工事に着工する。南館の完成は令和4年10月末日を予定。引き続いて、管理棟の建設工事(令和5年12月末日完成予定)を行う予定。令和6年にグラウンド新設や外構工事を整備し同年5月、全体が竣工する予定だ。