一般記事

奈良土木 笠天理線舗装工事

2023.4.18 県奈良土木事務所

下仁興で現道100㍍を整備
第3四半期に発注

 奈良県奈良土木事務所は、笠天理線、天理市下仁興町(下仁興工区)において、現道の拡幅整備を進めており、舗装工事の発注を予定している。
 同工事は、笠天理線で、天理ダムから約1.4㌔㍍南に下った地点の延長約100㍍で現道の拡幅を行うもの。昨年度、現道から川を挟んだ西側に仮設道を整備、今年の3月から拡幅のための切り土工(工事延長約100㍍)に着手している。同事務所は、現在の工事に引き続き、現道の舗装の準備を進めおり、第3四半期に発注を予定している。
 県道247号笠天理線は、桜井市笠を起点とし、天理市滝本町をつなぎ、桜井市北東部から天理駅周辺地区へのアクセス道路として沿線地域の生活を支える延長約4.8㌔㍍の道路。幅員が狭小で乗用車の対向が困難な区間があり、車両の通行に支障をきたしていた。県は、狭隘部である「下仁興工区」の整備を進めており、これまでに、事業延長約800㍍の内、約650㍍の供用を済ませている。今回の施工箇所の整備で、南端の延長約50㍍を残すのみとなる。
 本工区の整備により、狭隘区間の解消、交通の円滑化と通行の安全確保への寄与が期待され、同事務所は早期の全区間供用を目指し事業を進めている。

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