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県学校支援課 県立学校施設整備手法等検討支援 5月24日に開札 長寿命化4校と大規模改造2校

2022.5.12 県教育委員会

奈良県教育委員会事務局学校支援課は、一般競争入札「令和4年度奈良県立学校施設整備手法等検討支援業務」を5月24日に開札する。業務対象校は大和郡山市城内町の郡山高校外5校。業務概要は長寿命化改修(4校4棟)に関する検討支援1式、大規模改造(2校2棟)に関する検討支援1式。委託期間5年3月24日。担当は長寿命化整備係(電話0742―27―8979)。
県では、学校施設に求められる機能・性能を確保するとともに、学校施設の中長期的な施設整備に関するトータルコストの縮減に向けた計画的かつ効率的な施設整備を推進するため、令和3年2月に「奈良県立学校施設長寿命化整備計画(個別施設計画)」を策定した。今回の業務は、同計画に基づく施設整備の着手に当たり、予め効率的な整備手法と必要な 整備規模・内容及び課題解決等について検討することを目的とする。
長寿命化改修についての検討支援の対象となる棟は畝傍高校教室棟(2)RC造3階建2318平方㍍、郡山高校校友会館(22)RC造2階建288平方㍍、十津川高校管理教室棟(23―1)RC造3階建1603平方㍍、添上高校普通教室棟(15)RC造平屋建266平方㍍。
大規模改造についての検討支援の対象となる棟は国際高校管理教室棟(8)RC造3階建2496平方㍍、西和養護学校木工・陶芸教室(6)S造平屋建302平方㍍。
以上を対象に▽校舎等の現況把握及び課題整理=①老朽化状況の把握②法令適合状況の把握③対象施設のインフラ調査④敷地の周辺環境▽整備内容と整備範囲等の検討支援=①老朽・劣化部位の機能回復に係る整備と機能向上に係る整備②整備に係る概略工期と概算事業費▽整備手法等の検討支援=整備手法案(整備工程・手順案、整備ローリング計画案等)を複数作成し、各々の整備手法案による学校運営上の負担や生徒・教職員等への負担と学校の利便性への影響や周辺環境への影響など整備に当たっての課題及びその課題解決手法並びに概略工期と概算事業費等を比較検討する資料を作成する▽関係機関との調整支援▽その他必要となる事項―を行う。
また、長寿命化改修と大規模改造の整備手法等の検討の参考となる他都道府県市の事例を3例程度調査する。このほか長寿命化改修についての検討支援では耐力度調査と整備計画図(平面図)の作成支援を行う。

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