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一般競争12月15日開札 高齢者保健福祉計画など策定

2022.11.25 大和高田市

大和高田市は、「大和高田市高齢者保健福祉計画・第9期介護保険事業計画」は老人福祉法に基づく老人福祉計画と介護保険法に基づく介護保険事業計画を一体的に策定するもので、令和5年度に計画期間が満了する現行計画を改定し、6年度~8年度の3年間の計画として策定する。
一般競争入札「①大和高田市介護予防・日常生活圏域ニーズ調査業務委託」及び「②大和高田市高齢者保健福祉計画・第9期介護保険事業計画策定業務委託」を12月15日に開札して業務を委託する。①では5年3月3 1日までに基礎資料を作成し、②で5年4月1日~6年3月31日に計画を策定する。担当は保健部地域包括ケア推進課。業務内容は次の通り。
 【大和高田市介護予防・日常生活圏域ニーズ調査業務委託】
 業務は、市内に在住する高齢者の要介護状態になる前のリスクや社会参加の状況や日常生活圏域における高齢者の生活実態及び課題を把握し、大和高田市高齢者保健福祉計画及び第9期介護保険事業計画(6年度~8年度) を策定するための基礎資料とすることを目的とする。
 市内在住の65歳以上の高齢者(要介護1~5の認定者を除く)を対象に市が層化無作為抽出した約2000人を調査対象者として、国が示した調査票に基づいて市独自の調査項目(約20項目を予定) を追加したものにより、介護予防・日常生活圏域ニーズ調査を郵送によるアンケート調査で行う。回収した調査票について調査データの入力と集計・分析し、アンケート調査の集計・分析結果を図表及びグラフ等を使用して、分かり易く記載した報告書としてまとめる。また、大和高田市地域包括支援センター運営協議会と介護保険運営協議会において会議に出席し、技術的かつ専門的な助言を行う。
 【大和高田市高齢者保健福祉計画・第9期介護保険事業計画策定業務委託】
 計画の策定に当たっては日常生活圏域ごとに高齢者の実態と課題及びサービスニーズを把握し、現行計画における事業成果や市の課題の分析を踏まえ、県の地域医療構想との整合性を確保しつつ、市の上位計画との調和を図り、2040年を見据えたサービス基盤の整備、地域共生社会の実現、介護予防施策の充実、認知症施策の推進といった課題に対応した施策を立案する必要がある。
この業務は、専門的な知見や分析等の技術を有する民間事業者による企画・提案等の支援を受けることにより、市における高齢者施策の基本的な計画として、高齢者に係る課題や介護保険サービスに対するニーズに対応し、地域包括ケアシステムの推進を図ることにより、地域共生社会の実現に向けた計画策定に資することを目的とする。
▽現状の分析=➀現行の高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画の施策内容等を評価分析し、新たな計画策定に向けての課題及び方向性を検討➁地域包括ケア「見える化」システムを活用した給付分析に加え、国保連合会の給付実績情報を活用した事業所別給付動向の分析、個人別認定結果の重度化の分析、提供月を基本とする生活援助の利用者数・回数・単位数の動向分析➂国、都道府県、他市の保険者等との比較や課題の抽出。
▽人口推計及びサービス見込量・保険料の設定支援=➀人口、被保険者数及び要介護認定者数の将来推計➁地域包括ケア「見える化」システムを活用し、介護給付費対象サービス等の見込量の算出➂前項を踏まえた保険料の設定の提案及び保険料の決定時までの修正対応。
▽計画の策定=計画の策定に当たっては介護保険制度等の改正内容等を踏まえるとともに、国や都道府県の策定指針内容等を盛り込む➀計画の基本的視点、具体的施策・事業の展開案➁同市で実施する在宅介護実態調査の集計や現状分析等➂同市で実施する事業所調査の集計や現状分析等➃実施する介護予防・日常生活圏域ニーズ調査を生かした計画策定及び施策の提案➄2040年を見据えた地域包括ケアシステム構築についての検証や助言➅計画書の設計構成、計画骨子案の作成、計画素案の作成、計画成案の作成、とりまとめ等。
▽審議会等の運営支援。
▽パブリックコメントの実施支援。
▽保険者機能強化推進交付金・保険者努力支援交付金評価指標の円滑な進捗管理支援。

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