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都市再生機構 魅力的な団地づくりへ 西日本支社管内事業等情報調査

2022.3.17 独立行政法人

都市再生機構西日本支社は、賃貸住宅事業と団地再生事業・都市再生事業及びニュータウン事業等や団地・まち等について、建築や都市デザイン等の専門的な視点から幅広い切り口(文化・人・モノ・コト等)で調査・記録・発信することで、それぞれのエリアの魅力や課題点を浮き彫りにし、今後のより魅力的な団地づくりとまちづくりに役立てるため、一般競争入札「04―西日本支社管内におけるまちづくり事業等情報調査業務」を4月21日に開札して委託する。
業務はURで行っている事業やまちづくり等に対する現状調査・記録、現状調査・記録に関する手法の試行及びフィードバック、以上についての情報発信、全体マネジメント及び分析。委託期間6年2月29日(但し、指定部分については5年2月28日)。
 【現状調査・記録】
 ▽UR事業=①賃貸住宅事業(既存団地、新規団地、改修工事等)②団地再生事業(建替工事の定点観測、工事状況等)③都市再生事業(うめきた、地方都市再生、防災公園等、プレイスメイキング等)④ニュータウン事業(既存ニュータウン活性化等)⑤DIY部の活動⑥その他、URが取り組む事業。
▽まちづくり=①景観デザイン、景観形成手法②都市計画思想(場所性)③団地・建物設計思想④都市計画・建築関連の法的解釈⑤歴史の読み解き⑥商業デザイン、形態からの集客手法。
▽ヒアリング=①暮らし方(居住者、カリグラシ等)②まちづくり、エリアマネジメント、地域おこし③団地でのライフスタイルやコミュニティ④貸すこと、借りること⑤著名人、アーティスト、クリエイター等。
▽連携=①大阪芸術大学×URアートプロジェクト②団地再生団地周辺でのリサイクルスタディ。
以上のテーマ事例についてテーマの企画立案(既往資料の確認及び整理を含む)、現地調査、現地撮影、調査報告書作成、関係者との調整、記録・整理。
 【現状調査・記録に関する手法の試行及びフィードバック】
 ▽イベント=①現状調査を踏まえたイベントを企画または既往イベントへの参加を提案する②イベントの展示物等を作成して出展を行う③イベント参加者や出展者に対してヒアリング等の調査を行う④イベント出展の回数については1回程度/年を想定する▽広告媒体の作成=チラシにおけるデザインの作成加工及び印刷を行う―を通して効果的な調査方法の確認を行い、フィードバックする。
 【情報発信】
 令和元年度に新設された「カリグラシマガジンうちまちだんち」のホームページやSNS等を利用して情報発信する。アップロードは5回程度/月、SNS投稿は15回程度/月を目安とし、アップロードの頻度は適宜会議にて協議して柔軟に実施する。「カリグラシマガジンうちまちだんち」において作成するコンテンツのうち、機構が指定したものについては西日本支社ホームページの掲載用として作成する。
 【全体マネジメント及び分析】
 全体マネジメントを行い、内容の精査・更新頻度・コスト・スケジュールについて管理する。ウェブサイトやSNSの効用について把握し、SNS含む情報発信内容やウェブサイトの改良への反映を目的として解析ツール等を活用し分析する。

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