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県景観・自然環境課 奈良県版レッドデータブック 改訂方針等を作成へ 環境科学大阪を受託者に特定

2023.7.28 県水循環・森林・景観環境部

 奈良県水循環・森林・景観環境部景観・自然環境課は、公募型プロポーザル「令和5年度奈良県版レッドデータブック改訂業務」について、環境科学大阪(大阪府豊中市岡町南1丁目1番10号。佐藤亮代表取締役)から提出された企画提案書等を、選定評価委員会において書類審査を行い、100点万点満点中77・25点で受託者として特定した。企画提案見積額755万7000円込(委託上限額769万3400円込)。
 奈良県希少野生動植物の保護に関する条例の対象となる動植物を明らかにし、野生動植物の保護対策を講じるうえでの基礎資料を整備する。また、生物多様性の保全とその持続的な利用の普及啓発を図り、環境アセスメント等及び開発行為と自然保護の調整を図るうえでの基礎資料として活用するため「奈良県版レッドデータブック」及び「奈良県野生生物目録」の改訂作業を4年間で行う。5年度は奈良県版レッドデータブック及び奈良県野生生物目録の改訂に係る全体計画及び改訂方針の作成と、分科会による調査を実施する。委託期間6年3月29日。担当は自然環境係(電話0742―27―8757)。業務内容は次の通り。
▽奈良県版レッドデータブック改訂に係る全体計画案及び改訂方針案の作成=①レッドデータブック改訂委員会の運営(1回)②分科会の運営(8分科会、各1回)③全体計画案及び改訂方針案の作成(県との協議内容及び改訂委員会並びに分科会における決定事項等を踏まえて奈良県版レッドデータブック及び奈良県野生生物目録の改訂について4年間の全体計画案及び改訂方針案を作成する)。
▽各専門分科会の効果的な活動支援=レッドデータブック改訂のために各分科会が行う現地調査等の実施を支援すること。また、調査結果データを収集・整理すること。県との協議内容及び改訂委員会並びに分科会における決定事項等を踏まえ、レッドデータブック改訂及び野生生物目録改訂の参考となる文献等を収集して各分科会に提供すること。
▽実施内容とりまとめ・報告書作成=5年度に実施した業務内容をとりまとめ、今後の課題等を検討したうえで報告書を作成する。

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