一般記事

高田土木 五條高取線「重阪工区」道路改良

2022.5.6 県高田土木事務所

2車線のバイパスを整備
今年度は河川整備を進める

バイパス整備に合わせ河川も整備される
 奈良県高田土木事務所が進めている一般県道五條高取線「重阪工区」の整備は、今年度でも促進する予定だ。
 同線は、高取町から御所市域を通過して五條市に至る県道で、地域住民にとって欠かせない生活道路。その内、御所市重阪を抜ける延長約900㍍にあたる重阪工区は、道路幅員が3、4㍍と狭隘で車両の対向が困難な場所が多数あり、整備が急がれている。
 同土木事務所は、現道の東側に道路幅員7、5㍍、2車線のバイパス道路を整備する計画で、平成17年度に事業化した。南北両方向から工事を進めており、それに伴い影響を受ける曽我川などの河川の付け替えや橋梁の設置などを含め事業を推進している。

3年度内に完了した仮称3号橋上部工事
 現在、4号橋下部工事、工事延長30㍍、橋台工(逆T式、直接基礎)2基〈平成30年度〉、4号橋上部工事、工事延長12㍍、橋梁上部工1橋(プレテンション方式単純床版橋)〈令和1年度〉、道路改良工事(盛土工事)、工事延長179㍍、盛土工2280立方㍍、プレキャストU型側溝311㍍〈令和1年度〉、3号橋下部工事、工事延長49㍍、橋台工(逆T式、直接基礎)2基〈令和2年度〉、河川付替工事、工事延長55㍍、カルバート工14㍍、大型ブロック積127平方㍍〈令和2年度〉、(仮称)3号橋上部工事、工事延長12㍍、橋梁上部工1橋、(プレテンション方式単純床版橋)(令和3年度〉などの工事は完了済。
 今年度では、橋梁や護岸などの河川整備を進める予定。
 同工区の整備により、交通の円滑化および交通安全の確保や地域防災機能の向上が期待されている。

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