一般記事

吉野桜井線「百市工区」

2022.4.1 県中和土木事務所

もものいち紅葉橋は今年度発注
令和5年度のバイパス区間供用をめざす
 奈良県中和土木事務所は、主要地方道吉野桜井線「百市工区」において、今年度「もものいち紅葉橋」上部工事が発注の予定で、令和5年度のバイパス区間部分供用をめざしている。
 吉野桜井線は、桜井市と吉野町を結ぶ延長約23㌔㍍の主要幹線道路で、国道165号線と国道169号線の間の区間は第2次緊急輸送路に指定されているが、狭隘な区間が点在しているため観光シーズンには緊急車両の運行にも支障が出ており、早急な整備が求められている。
 同工区は吉野桜井線の狭隘部、桜井市下居.百市間で現道拡幅とバイパスを行うもので、事業延長約1460㍍(現道拡幅区間:工事延長1040㍍・バイパス区間:工事延長420㍍)、道路幅員9.75㍍。主要構造物は「もものいち桜橋」延長43㍍と「もものいち紅葉橋」延長28㍍の2橋となる。現在、バイパス区間の工事が順調に進んでおり、土工部と「もものいち桜橋」はほぼ完成し、今年度は「もものいち紅葉橋」上部工事発注の予定。
 同区間の整備により安全で円滑な通行が確保され、観光や、木材輸送の効率化など地域産業の振興、活性化への寄与が期待されている。

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