一般記事

吉野土木 一般国道169号法面対策工事

2022.7.21 県吉野土木事務所

南都工業の施工で6月末完成
崩落対策工事が完了

 奈良県吉野土木事務所が推進していた「一般国道169号法面対策工事」が、6月末完成した。
 国道169号は、奈良県を縦断する緊急輸送路であり、168号線と並んで吉野山地での重要な路線となっている。同事務所の管轄する区間では、険しい山間部を通っており、危険性の高い箇所も少なくない。
 同工事は、通行の安全を確保するため、崩落の危険性があった上北山村西原南部の国道169号沿いの法面に、法枠工、鉄筋挿入工などの対策を施し、落石防止網を設置するもので、南都工業が施工を担当した。工事概要は延長42.0㍍、法枠工490平方㍍、鉄筋挿入工140本、落石防止網工630平方㍍。
 同事務所は、国道169号をはじめ、国道425号、県道下池原上桑原線など、通行の安全と共に、緊急輸送路としての機能も確保するため、道路ネットワークの整備を進めていく方針だ。

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