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紀伊山系 パスコに業務委託 人工衛星斜面遠隔監視手法調査

2021.12.3 近畿地方整備局

 近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、簡易公募型プロポーザル「人工衛星画像を用いた斜面遠隔監視手法調査業務」について、パスコ大阪支店と2158万2000円込(予定価格と同額)で契約して業務を委託した。
 業務は、紀伊山地においてリモートセンシング技術を用いた地殻変動状況把握の適用性を検討するとともに、衛星画像から取得される地表面観測結果により山地水文と植生の関係を分析し、今後の土砂災害対策に資する観測手法の検討を行うことを目的とする。
 業務場所は五條市大塔町清水~和歌山県那智勝浦町市野々。主な業務内容は①計画準備1式②資料収集整理1式③斜面の不安定化に対する地殻変動の影響の検討1式④人工衛星画像を用いた紀伊山地の山地水文状態推定1式⑤総合検討1式⑥専門家への意見聴取1式⑦報告書作成1式。委託期間4年3月18日。
 技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に31者から入札説明書等のダウンロードがなされ、2者から参加表明書の提出があり、参加資格を有する者のなから1者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、提案が総合的に優れており、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。

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