近畿地方整備局紀の川ダム統合管理事務所は、「紀の川ダム統管予測雨量配信業務」を簡易公募型プロポーザルにより一般財団法人日本気象協会（大阪市中央区南船場）に委託して業務を進めている。
　業務は、猿谷ダム流域及び大滝ダム流域に関する降雨状況を予測し、ダム管理に万全を期するため情報提供を行うもの。また、提供に必要な気象情報表示用端末機器の設置・保守を行うことを目的としている。
業務場所は五條市三在町１６８１。主な業務内容は▽気象資料の提供＝①降雨予測の実施（猿谷ダム流域・大滝ダム流域）定時情報・臨時情報・広域監視②リアルタイム情報の提供③ＭＳＭ情報（猿谷ダム流域・大滝ダム流域）④オンライン情報⑤洪水予測端末への降雨予測データ配信（猿谷ダム流域）⑥予測の検証▽気象情報表示端末機器の設置及び保守。委託期間６年３月３１日。
　技術提案書の提出希望者を公募したところ、２者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその２者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、日本気象協会の提案が他社に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため１０９５万６０００円込（予定価格１１６９万３０００円込）で契約を締結したもの。