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県と奈良市・近鉄 近鉄奈良線移設で合意 踏切道改良計画を国交省に提出

2021.3.30 県土マネジメント部

奈良県は、奈良市及び近畿日本鉄道と「大和西大寺駅高架化・近鉄奈良線移設事業」について三者の協議が整い、地方踏切道改良計画を策定し、25日付で国土交通省に提出した。事業費約2000億円、2060年の事業完了をめざす。
奈良市中心市街地の渋滞対策については、従来からさまざまな検討や対策がなされてきたが、近鉄線の踏切に起因する大和西大寺駅及び平城宮跡周辺地域の渋滞が解消されていない状況。また、平城宮跡が国営公園として保存・活用を目的として整備されることから公園の一体整備を図るため、大和西大寺駅の高架化を行って8ヵ所の踏切を改良するとともに近鉄線を大宮通りに移設して地下化する。事業手法は連続立体交差事業を想定している。問い合わせ先は県土マネジメント部まちづくりプロジェクト推進課(電話0742―27―8031)。

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