一般記事

田原本町 阪手新池雨水貯留施設整備工事

2022.12.16 田原本町

県平成緊急内水対策事業の一環
工事は吉村建設が担当
防災・減災力を強化

 田原本町産業建設部まちづくり建設課は、阪手新池雨水貯留施設整備工事を進めている。
 同工事は、県平成緊急内水対策事業の一環として、既存のため池に雨水貯留機能を持たせ、ため池の持つ洪水調節機能を最大限に活用し、流域の保水能力を高め、防災・減災力を強化することを目的としており、計画貯留量は6700立方㍍となっている。
 現在、隣接する旧県水資材置場でも、雨水貯留施設の整備工事が行われており、また昨年の3月に完成した、社会福祉協議会駐車場地下貯留施設などとともに、洪水時、雨水の急激な流下を押さえる役割を担い、大和川流域の総合治水の一助となると共に、周辺地域の内水被害軽減が期待されている。
 工事概要は、土工930立方㍍、地盤改良工1270平方㍍、コンクリートブロック工646平方㍍。施工は吉村建設(田原本町)が担当している。現在、池床の地盤改良を行っており、進捗率は約30%。年明けからコンクリートブロック工に取り掛かる見込みで、完成は5年3月中旬の予定。

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