一般記事

県リニア推進・地域交通対策課 9月8日まで参加受付 リニア中央新幹線等調査・検討

2021.9.2 県土マネジメント部

 奈良県県土マネジメント部リニア推進・地域交通対策課は、「リニア中央新幹線等調査・検討業務委託(リニア中央新幹線調査検討事業)第2―委1号」の公募型プロポーザルを8月30日に公告、参加表明書を9月8日まで受け付けて上位5者程度を選定し、技術提案書を10月中旬まで受け付け、提出された参加表明書及び技術提案書について評価基準(合計100点)に基づき審査し、最高得点者を受託業者として特定する。
県全域を対象にリニア中央新幹線の想定ルート等とリニア中央新幹線「奈良市附近」駅と関西国際空港を結ぶ接続線に関する調査・検討を行う。業務量の目安は2481万6000円込を限度とする。委託期間4年3月25日。
参加資格は▽県建設工事等競争入札参加資格のうち建設コンサルタント「鉄道」部門の資格を有すること▽平成23年4月1日以降公告日までに完了した国・地方公共団体・特殊法人等(前身の組織及び団体を含む)・公共法人または鉄道事業者が発注した「鉄道計画」または「鉄道設計」業務の元請実績を有していること―など。担当はリニア推進係(電話0742―27―8012)。
リニア中央新幹線については 『経済財政運営と改革の基本方針2019』において 建設主体が全線の駅・ルートの公表に向けた準備を進められるよう、必要な連携・協力を行う こととされている。この業務では、生駒市・奈良市・大和郡山市の各市より提案がなされているリニア中央新幹線「奈良市附近」駅の候補地を考慮した 「想定ルート」等について調査・検討を行う。
また、リニア中央新幹線「奈良市附近」駅と関西国際空港を直結する高速鉄道の整備構想は、関西国際空港からのインバウンド観光客や関東・中部地域からのリニア利用者を、奈良・和歌山両県の世界遺産等に連続的に取り組むとともに、白浜等の観光地を結ぶルートの形成にも繋がるもの。この業務では、当該整備構想の実現に向けて調査・検討を行う。
打合せ協議は業務着手時・中間4回及び成果品納入時の計6回行う。成果品は報告書(A4版ファイル綴じ・図面はA3折込)2部、CD―Rに納めた電子データ2部と県が指示するもの。業務内容は次の通り。
【計画準備】
業務目的を把握したうえで業務全体の作業方針を立案するとともに業務計画書を作成し、計画準備を行う。
【リニア中央新幹線の想定ルート等に関する調査・検討】
リニア中央新幹線の想定ルート等に関して以下の調査・検討を実施する。なお、「奈良市附近」駅の候補箇所は3市が提案している5ヵ所。生駒市は関西文化学術研究都市高山地区第2工区、奈良市はJR新駅周辺候補地(八条・大安寺地区周辺)と郊外型候補地(JR平城山駅周辺)及び市街地型候補地(JR奈良駅及び近鉄奈良駅周辺)、大和郡山市はJR大和路線と近鉄橿原線が交差する場所。
▽「奈良市附近」駅周辺及び想定ルートの調査・検討=過年度までの調査結果及び他府県等における検討状況を踏まえ、「奈良市附近」駅の各候補箇所及び想定ルートに関する事項について調査・検討する。なお、調査・検討に当たっては各候補箇所周辺の土地利用に係る現況及び規制と配慮すべき施設の所在等について整理する。
▽「奈良市附近」駅の交通アクセスに関する調査・検討=前項で検討した「奈良市附近」駅の各候補箇所について現在の周辺交通アクセス(鉄道、道路)を整理するとともに、新幹線等のインフラ整備に伴う交通アクセス等の利便性確保・向上策の事例収集を行う。
▽環境影響評価の実施を見据えた調査・検討=①環境影響評価法に基づく諸手続に関して現在整備中の名古屋以東区間における対応状況等の事例収集を行う②文化財発掘調査等に係る情報収集・検討を行う。
【リニア中央新幹線「奈良市附近」駅と関西国際空港を結ぶ接続線に関する調査・検討】
新線建設と在来線改良を組み合わせる整備方式について、以下の調査・検討を行う。なお、経由地は「奈良市附近」駅―大和高田市―御所市―五條市―和歌山県の橋本市―紀の川市―関西国際空港を想定している。
▽新線区間に関する調査・検討=平面線形・縦断線形等を踏まえて新線区間として想定されるルート案について検討を行う。
▽在来線改良に関する調査・検討=改良対象となる駅周辺の軌道・設備等の状況調査を行い、前項で検討した新線区間と在来線の接続部の検討を行う。
▽路線延長、概算建設費・所要時間等の調査・検討=前2項において検討する想定ルート案につき路線延長と概算建設費・所要時間等の調査・検討を行う。
【関係機関協議のとりまとめ】
以上に関する関係機関との協議資料を作成するとともに協議結果の取りまとめと行う。

会員登録
一覧に戻る