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紀伊山系 土砂災害発生箇所判読業務 パスコで業務進む 人工衛星利活用手法を検討

2023.6.27 近畿地方整備局

 近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、簡易公募型プロポーザル「人工衛星画像を活用した土砂災害発生箇所判読業務」について、パスコ大阪第二支店(大阪市浪速区湊町)と3001万9000円込(予定価格と同額)で契約を締結して委託し、業務を進めている。
 業務は、豪雨や地震等に伴う土砂災害発生箇所の早期把握のために、人工衛星画像を利用した災害発生範囲の絞り込みや発生箇所の抽出を実施し、人工衛星の利活用手法について検討することで、砂防事業における今後の流域監視の検討に資する資料の作成を目的としている。
業務場所は五條市三在町。主な業務内容は①計画準備1式②土砂災害発生箇所の判読1式③判読結果の分析1式④人工衛星画像の利活用検討1式⑤総合検討1式⑥関係機関協議1式⑦報告書作成1式。委託期間6年2月29日。
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に37者から入札説明書のダウンロードがなされ、4者から参加表明書の提出があり、3者を技術提案書の提出者として選定し、そのうちの1者のパスコから提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。

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