一般記事

浪速国道 清滝生駒道路鹿畑東改良他工事

2023.3.24 近畿地方整備局

高架の橋脚とバイパスの土工
清川組で間もなく完了

 近畿地方整備局浪速
国道事務所が進めていた「清滝生駒道路鹿畑東改良他工事」が間もなく完成する。
 「清滝生駒道路」は、国道163号「学研都市連絡道路」のうち、大阪府四條畷市から奈良県生駒市を結ぶ幹線道路。関西文化学術研究都市の開発などによる交通量の増加に伴う交通混雑の緩和及び交通安全の確保を目的とした大阪府域(清滝区間5.3㌔㍍)、奈良県域(生駒区間5.7㌔㍍)からなる延長11㌔㍍の幹線道路で、清滝区間は昭和54年度、生駒区間は昭和61年度に事業化、清滝区間が、現道をバイパスする形となる下田原ランプ~下田原東ランプ(仮称)間を除き、平成25年までに、生駒区間は高山大橋交差点新設道路(一般部)が平成27年に供用している。
 工事は、生駒区間、生駒市高山町、高山大橋交差点付近及び鹿畑町において高架部の橋脚の建設とバイパス部の土工などを行うもの。工事概要は、鹿畑地区(道路土工、地盤改良工、法面工、擁壁工、石・ブロック積〈張〉工、排水構造物工、構造物撤去工、残土受入施設工、仮設工)、高山地区(RC橋脚工〈P1橋脚、P2橋脚〉、排水構造物工、仮設工)。施工は清川組が担当している。
 3月20日の時点で、高山大橋交差点西側で行われていた橋脚の工事は終了、近鉄けいはんな線学研奈良登美ヶ丘駅付近の現道北側で行われているバイパス部の土工も間もなく終了する見込みで、今年度内に全て完了する予定。
 同工事と並行して、現道と下田原ランプからのバイパスの接合部となる高山西ランプ(仮称)付近の土工も進められており、これから生駒区間の整備は本格的する見込み。

会員登録
一覧に戻る