一般記事

五條土木 「阪本五條線」道路改良

2022.6.16 県五條土木事務所

大池組で進む
道路拡幅の擁壁工事

 奈良県五條土木事務が推進している阪本五條線の道路改良事業は、現在、五條市大深町で拡幅のための擁壁工事を行っている。
 阪本五條線は、五條市大塔町阪本から和歌山県の高野町を経て、五條市犬飼町に至る延長約24㌔㍍の一般県道で、山間部を縫うように走る狭隘な部分の多い路線。沿線には、集落や農地が点在し、生活道路や通勤路として利用されており、住民には欠かせない道路となっている。
 同工事は、五條市大深町の狭隘部の谷側に、発泡スチロールを用いた軽量盛土工を行い、擁壁をして幅員7.0㍍の道路拡幅工事。
工事概要は、工事延長75㍍、軽量盛土工578立方㍍。設計はエハラ、施工を大池組が担当している。
 6月8日現在、軽量盛土工の基礎となる発泡スチロールの組み上げ作業を行っており、工事の進捗は約60%で、8月末の完成を目指している。
 同事務所は、同工事の完成後に引き続き舗装や山側斜面の擁壁工を行う方針で、令和5年度の供用開始を目指し、発注の準備を進めている。
 同路線の整備により沿線の集落から五條市街地へのアクセス向上が期待されている。

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