一般記事

吉野土木 立岩橋・新西河橋補修工事

2022.7.26 県吉野土木事務所

吉村建設の施工
橋梁の老朽化対策進める

 奈良県吉野土木事務
所は「一般県道大台大迫線他立岩橋・新西河橋補修工事」の整備を進めている。
 立岩橋は川上村入之波の一般県道大台大迫線、新西河橋は川上村西河の国道169号が交差する音無川に架かる橋梁で、架設年度が両橋とも1972年と、建設されてからちょうど半世紀が過ぎている。「奈良県橋梁長寿命化修繕計画」の計画対象橋梁となっており、5年ごとの定期点検で早期に措置が必要とされ、補修の対象となった。
 工事は、吉村建設の要は、【立岩橋】工事延長20・0㍍RC床版工2立方㍍、伸縮装置設置工9・1㍍、支承取替工6基、桁補強材取付工4部材、橋梁塗装工156平方㍍、橋面防水工89平方㍍、アスファルト舗装工100平方㍍【新西河橋】
工事延長20・8㍍伸縮装置取替工23・9㍍、支承取替工1ヵ所、支承防錆処理工10ヵ所、橋梁塗装工84平方㍍。
9月末の完成を目指している。
 同事務所管内には、高度成長期以前に建築された橋梁も多く、老朽化による劣化や損傷といった問題が顕在化してくると見ており、今後も、橋梁の点検・補修を順次進めてゆき、安全な道路網の維持に努めてゆく方針だ。

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