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6月27日、建設工事を公告 保・小中一体の木造の新学舎 事業費約25億円

2022.6.20 川上村

川上村は、令和6年4月の開校に向けて進めている「川上村保育園並びに義務教育学校新築工事」の入札(条件付き一般競争)を、6月27日、公告を行う。参加資格は、単体(総合評定値1200点以上)の模様。本体工事の工事費は、約25億円(税込)を見込んでいる。
同整備事業は、同村西河の川上小学校解体の跡地に、小中一貫の9年間の義務教育学校と、併設する保育園を整備するもので、昨年度に坂倉建築研究所(大阪事務所)で実施設計を設完している。
同村教委会によると、同新築工事は、校舎棟(保育園含)はW造(一部RC)3階建て、延床面積約4450平方㍍、体育館・プール棟は既存施設の改修を行う。
川上村では、先人たちの教育にかける思いを受け継ぎ「村づくりは人づくり、人づくりは教育」を信念に、「15の春は正夢に」を目標に取り組んでおり、その思いを形にするため、令和6年4月の開校に向けて教育施設整備を進めている。
建設工事は、今年度から二か年継続事業として今秋9月頃に着工し、令和6年1月末日の完成予定。
 令和6年4月開校予定の新設学校は、保育園と小中校を一体化した学舎で、全国的にも珍しい3階建ての木造構造。使用するスギやヒノキ材はすべて村内の森林から調達する計画である。

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