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紀伊山系 深層崩壊発生時被害想定手法検討 10月20日まで提案受付 表層崩壊発生機構解析予測調査も

2023.9.19 近畿地方整備局

 近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、簡易公募型プロポーザルを適用して9月12日に公示した「紀伊山系深層崩壊発生時被害想定手法検討業務」「紀伊山系表層崩壊発生機構解析および予測手法調査業務」の2件に係る技術提案書を10月20日正午まで受け付ける。説明書等の交付と参加表明書の提出は9月22日正午まで。
 参加資格は単体企業、同一の組合または同一の設計共同体のいずれかで、近畿地方整備局(港湾空港関係を除く)における令和5・6年度土木関係建設コンサルタント業務に係る一般競争(指名競争)参加資格の認定を受けていること―など。
 申込先及び交付場所は奈良国道事務所内の近畿地方整備局総務部総務事務センター奈良・三重分室(電話0742―88―7830)。ともに業務場所は五條市。委託期間6年8月30日。
 【紀伊山系深層崩壊発生時被害想定手法検討業務】
 業務は、紀伊山系砂防事務所管内で河道閉塞の決壊による土石流の発生が予測された場合において、土砂災害防止法に基づく緊急調査により被害のおそれのある区域を、管内の地域特性を踏まえて予測するための数値計算モデルを立案することを目的とする。
主な業務内容は①計画準備1式②既存資料収集・整理1式③紀伊山系砂防事務所管内の緊急調査に使用する計算モデルの検討1式④感度分析等の実施1式⑤計算の高速処理検討1式⑥報告書作成1式。
 【紀伊山系表層崩壊発生機構解析および予測手法調査業務】
 業務は、那智川流域においてリアルタイムでの土砂災害の発生の危険度評価を行うシステムの構築に向け、既存の表層崩壊の発生のモデルを用いた土砂災害の危険度評価手法の立案を目的としている。
主な業務内容は①計画準備1式②資料収集・整理1式③リアルタイムの土砂災害の危険度評価のための数値計算モデルの検討1式④報告書作成1式。

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