一般記事

奈良国道 国道165号新庄高架橋P59他耐震補強工事

2022.9.30 近畿地方整備局

大規模地震時の倒壊・損傷を防止
施工はショーボンド建設

 奈良国道事務所は、「国道165号新庄高架橋P59他耐震補強工事(橋梁補修)」を進めている。
 同工事は、葛城市西室の国道165号新庄高架橋に、「防災減災国土強靱化のための5か年加速化対策のうち、大規模地震による高架橋等の倒壊損傷対策」として、補修・耐震補強を行うもの。基礎等の耐震補強により、将来発生が予測される南海トラフ地震などの大規模地震時の高架橋等の倒壊・損傷を防止することを目的としている。
 7月から作業に着手し、橋脚のコンクリート巻立、落橋防止装置の設置などが行われている。工事概要は、排水構造物工、防護柵工、橋梁付属物工、橋脚巻立工、炭素繊維補強工、橋梁補修工、構造物撤去工、仮設工。工期は5年2月末で、施工をショーボンド建設が担当しており、9月22日現在で、進捗率は22%となっている。
 同事務所は、同工事終了後も、国道165号高架部の耐震補強未着手部分の整備を、継続して行う計画で、この事業を始め、いっそう防災・減災、国土強靱化に取り組んでいく方針だ。

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