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近畿技術事務所 オリコンJVと契約 トンネル岩判定資料取りまとめ

2022.8.19 近畿地方整備局

 近畿地方整備局近畿技術事務所は、簡易公募型プロポーザル「トンネル工事岩判定資料取りまとめ業務」でオリエンタルコンサルタンツ・近畿建設協会設計JVと5494万5000円込(予定価格と同額)で契約した。
業務は、近畿地方整備局管内における施工中のトンネルにおいて切羽評価点のバラツキを無くすこと及び支保パターンの判定基準の明確化を目的とし、トンネル工事の岩判定において主任監督員に第三者の岩判定員を同行させて助言・指導を行うとともに、不測の事態が生じた場合のトンネルアドバイザー(学識経験者等)の緊急診断に同行し、報告書をとりまとめる。 また、「トンネル地山等級判定マニュアル(試行案)平成28年7月近畿地方整備局道路部道路工事課」に基づく切羽評価項目に加え、施工時に得られる削孔データや計測データ等を活用した総合的な切羽評価手法を検討するとともに、トンネル掘削現場と遠隔地(発注事務所等)を無線通信で接続し、遠隔地においてトンネル切羽の評価を行う手法を構築する。
 主な業務内容は①トンネル工事岩判定170回②トンネル工事岩判定診断資料作成170回③トンネルアドバイザー(学識経験者等)による緊急診断1式④トンネルアドバイザー会議の運営補助及び資料作成1式⑤トンネル切羽評価を目的とした施工データの活用手法の検討1式⑥遠隔地におけるトンネル切羽評価手法の構築1式。委託期間5年3月31日。
 技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に15者から入札説明書等のダウンロード、うち1者から参加表明書の提出があり、その1者から提出された技術提案書を評価した結果、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。

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