近畿地方整備局国営飛鳥歴史公園事務所は、簡易公募型プロポーザル「平城宮跡歴史公園第一次大極殿院復原伝統技能継承等調査検討業務」について、オリエンタルコンサルタンツ奈良事務所（奈良市大宮町）と１７７４万３０００円込（予定価格１７９４万１０００円込）で契約を締結して業務を委託した。
　業務場所は奈良市佐紀町～二条大路南３丁目。業務内容は第一次大極殿院復原整備事業では、宮大工や瓦工を始めとした伝統技能者が不可欠で、各種伝統技能者の現状把握や文化財等修復事業における人材活用状況の調査を行い、第一次大極殿院復原整備事業を継続的に進めていくための伝統技能継承の課題を分析、各種伝統技能者の復原整備事業への活用を検討するもの。委託期間１１月３０日。
　技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に１３者から入札説明書等のダウンロードがなされ、３者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその３者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、オリエンタルコンサルタンツの提案が他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。