一般記事

太洋と三協で測量 北葛線1工区と香芝市第2ブランチ

2023.12.7 県水道局

奈良県水道局は、管の更新を検討している北葛線第1工区と香芝市第2ブランチについて、別途発注する詳細設計で送水管等の更新設計を行うに当たり測量の諸情報を把握するため、測量業務の一般競争入札2件を県広域水道センターで開札、北葛線第1工区(葛城市竹内~香芝市鎌田)は太洋エンジニアリング、香芝市第2ブランチ(葛城市加守~香芝市畑)は三協エンジニアに業務を委託した。
測量延長は北葛線第1工区2・84㌔㍍、香芝市第2ブランチ0・72㌔㍍で、業務内容は基準点測量1式、水準測量1式、地形測量1式、路線測量1式、用地測量1式。委託期間6年3月29日。担当は水道事業課土木建設係(電話0743―54―2631)。
北葛線第1工区と香芝市第2ブランチともに基本設計を一般競争入札により業務委託する。ともに主な業務内容は▽現地調査=①設計路線の踏査②地下埋設物調査③支障物件の調査④在来管の調査⑤渉外折衝▽設計計画(既設管撤去を含む)=①設計計画②設計条件の確認③非開削工法及び水管橋形式の比較案の選定並びに技術的検討▽各種計算▽図面作成▽数量計算・概算工事費算定▽審査▽報告書作成。
【北葛線第1工区】
更新管は呼び径φ700㍉。起点は西部幹線鋼管φ1350㍉→1200㍉、終点は北葛線鋼管φ500㍉。ルート等選定においては大和高田市第3受水地への送水(分岐管SPφ500㍉)を考慮する。基本設計おいて検討するルート等の位置については国道166号と国道168号を基本とし、施工延長を2840㍍(開削工法呼び径φ700㍉L530㍍、非開削工法呼び径φ700㍉L2300㍍、水管橋呼び径φ700㍉L10㍍)と想定している。委託期間7年1月31日。
【香芝市第2ブランチ】
更新管は呼び径φ300㍉。起点は西部幹線(加守集合弁室)鋼管φ1200㍉、終点は香芝市第2受水地鋼管φ500㍉。この業務において検討するルート等の位置については国道165号を基本とし、施工延長を720㍍(開削工法呼び径φ300㍉L420㍍、非開削工法呼び径φ300㍉L260㍍、水管橋呼び径φ300㍉L40㍍)と想定している。委託期間6年8月30日。

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