一般記事

紀伊山系 建設技術研究所と契約 土石流対策施設等設計要領検討

2022.7.22 近畿地方整備局

 近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、「紀伊山系砂防事務所管内土石流対策施設等設計要領検討業務」の簡易公募型プロポーザルで建設技術研究所大阪本社(大阪市中央区道修町)と2994万2000円込(予定価格と同額)で契約を締結して業務を委託した。
 業務は、木津川水系直轄砂防事業及び紀伊山系直轄砂防事業における過年度設計成果と国土交通省他事務所並びに関係県(三重県・奈良県・和歌山県)の設計指針(案)等の収集及び最新の基準等の照合をしたうえで内容の検討を行い、過年度に作成された「木津川上流河川事務所設計資料(案)」及び「那智川土石流対策設計指針(案)」等(事務所設計指針(案)等)を統合・改訂したうえで新たに「紀伊山系砂防事務所直轄砂防事業設計要領(案)」(事務所設計要領(案))を作成することを目的とする。
 業務場所は五條市三在町の同事務所。主な業務内容は①計画準備1式②資料収集・整理1式③事務所設計要領(案)の作成1式④報告書作成1式。委託期間5年2月24日。
 技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に32者から入札説明書等のダウンロードがなされ、2者から参加表明書の提出があり、その参加資格を有する2者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、建設技術研究所の提案が他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。

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