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紀伊山系 アジア航測で進む 木津川水系土砂動態検証業務

2023.5.25 近畿地方整備局

 近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、「木津川水系土砂動態検証業務」の簡易公募型プロポーザルについて、アジア航測(大阪市北区天満橋)と2996万4000円込(予定価格3012万9000円込)で契約を締結して業務を委託した。
 業務は、木津川水系直轄砂防事業で対象としている土砂・洪水氾濫について、砂防基準点から名張川3ダム(比奈知ダム、青蓮寺ダム、室生ダム)までの流域を対象に河道条件を変えた複数のケースで河床変動計算及び氾濫計算を実施するとともに、河川整備計画に基づく河道条件下での費用対効果の分析を行うことにより、今後の事業計画を検討する上での基礎資料を作成するもの。
業務場所は五條市。主な業務内容は①計画準備1式②資料収集・整理1式③河床変動計算の実施1式④費用対効果の算出1式⑤既往施設配置計画の検証1式⑥関係機関協議1式⑦総合検討1式⑧報告書作成1式 。委託期間12月15日。
 技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に29者から入札説明書等のダウンロードがなされ、2者から参加表明書の提出があり、その参加資格を有する2者から提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、アジア航測の提案が他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。

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