一般記事

新所長 要望には「可能な限り対応」

2024.5.21 県土マネジメント部

 事業に関しては「発注計画をできる限り順守」し、市町村からの要望には「可能な限り対応するよう」努めていきたいと力を籠める。
 国交省の駐車場係で勤務した時に、コミュニティサイクルを担当。地方自治体が行っている社会実験の情報を全国から得ることができ「さすがの情報力」と驚いた。また、「出張した現地で担当の方々からいろいろな話を聞けたことはたいへん貴重な経験になった」と振り返った。
 着任に当たってまず、情報共有の徹底として「道路の異常発生や河川災害など地元の懸案等に迅速に対応してもらう」ことを伝えた。また、計画的に業務を進めて年休などを取得するワークライフバランスの確保も図る考え。
 国道169号高取バイパスは事業が最終盤を迎え「高架橋へ接続する補強土壁工事等」を推進し、御所高取バイパスは「用地の境界立会へ地元説明に入りたい」とし、三輪山線は、桜井市とのまちづくり協定により「協働で推進していく。JR桜井線東側の部分供用に向けて見通しをつける」とした。ならの道リフレッシュプロジェクトにも取り組む。
 河川では布留飛鳥圏域の、佐保川合流部から上流を受け持つ大和川は「桜井市大泉で堤防を広げる用地買収の交渉中」、寺川・飛鳥川・米川・新川等で、曽我葛城圏域の曽我川で改修を進める。
 都市計画課在籍中に京奈和自動車道「大和北道路」の環境アセスメントを取り入れて実施した都市計画決定の手続きに関わることができたのが印象に残っている。昭和47年2月11日田原本町生まれで、現在も奥様と長女、長男・次男と同町在住。趣味は週末の料理。
 【略歴】平成8年京都大学工学部土木工学科を卒業して県に入庁し五條土木事務所へ、11年土木部河川課、15年企画部学研協力課、18年土木部都市計画課、22年国土交通省都市・地域整備局街路交通施設課駐車場係長、24年土木部企画管理室企画係長、28年王寺町地域整備部参事、30年技術管理課課長補佐、令和2年郡山土木事務所計画調整課長、4年吉野土木事務所主幹、5年まちづくりプロジェクト推進課主幹兼リニア推進・地域交通対策課主幹、同年7月リニア推進・地域交通対策課主幹、6年現職。(吹上)

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