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県建設業・契約管理課 鳳隆・松塚・ハクリュウJVへ 町並川地下バイパス河川 上流方向の推進を施工

2021.8.17 県土マネジメント部

 奈良県県土マネジメント部は、町並川地下バイパス河川の県施行分について上流方向の推進工事を開札、鳳隆・松塚・ハクリュウJVが6億6988万8000円で落札した。5年度完成をめざしている。
県建設業・契約管理課は、総合評価落札方式一般競争入札「町並川地下バイパス河川工事(推進工事)(大規模特定河川事業(大規模)(南部・東部))第19―1号」を開札、鳳隆・松塚・ハクリュウJVが6億6988万8000円で落札した。入札情報は④面掲載。
工事場所は宇陀市榛原萩原。工事概要は工事延長512・0㍍、推進工φ1200㍉(中口径)L496・0㍍、立坑工2ヵ所。設計は東京建設コンサルタントが担当。工期5年10月31日。
 事業を担当する宇陀土木事務所では、推進工事の発進用立坑である中間立坑から618・2㍍(下流方向へ115・4㍍、上流方向へ502・8㍍)を施工。今回上流方向の推進工事を9月議会案件として発注した。
町並川は宇陀市榛原萩原の市街地北部を南下し、宇陀川に注ぐ流域面積0・9平方㌔㍍、流路延長1・3㌔㍍の一級河川。国道165号・369号と近鉄大阪線が集中する萩原交差点から北側の上・中流部は家屋が連坦する中を蛇行して流下する。豪雨による浸水被害が発生しており、浸水常襲地域に位置付けられている。近鉄大阪線から上流は河道断面が小さく流下能力が不足するため頻繁に浸水被害が発生しており、浸水被害の軽減・防止に向けた早急な対策が必要。県河川整備委員会で淀川水系河川整備計画が審議され、平成23年度に町並川河川改修事業の実施が認められた。概ね10年に1回程度の確率で発生する洪水を安全に流下させるため河床掘削と地下バイパス河川整備を行う計画。事業費13億8500万円。
榛原萩原では近世末頃の町並みが形成されており、河道拡幅による河川改修が困難な状況。近鉄大阪線から上流125㍍の区間で河床掘削による河道断面の拡大を行うとともに、この緊急対策の効果と併せて治水安全度を確保するため、国道165号の交差点付近から近鉄大阪線下流部までの区間で地下河川となるバイパス水路を整備することとした。現在の町並川のオーバーフロー分を地下河川に流す計画で、令和5年度の完成をめざしている。

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