一般記事

高田土木 天理王寺線舗装工事

2022.12.22 県高田土木事務所

バイパスの整備進む
施工は柳原組

 奈良県高田土木事務所は、天理王寺線舗装工事を進めている。
 県道天理王寺線は、天理市を起点とし、川西町を経て王寺町に至る延長約14㌔㍍の幹線道路で、主要地方道にも指定されている。新たに整備される工業地帯をつなぐ路線として今後交通量の増加も予想される路線であり、各所で整備が進められてきたが、河合町川合を通過する区間は、集落や農地内を通っており、狭隘な箇所や、すれ違いが困難な箇所が存在しており、一方で、代替して通行できる道路が存在しない。そのため、通行が困難な大型車などは、大きく迂回する必要がある。
 同事務所はこの状態を解消すべく、バイパス整備を進めており、令和2年3月に、長楽工区(川西町保田~河合町川合)の一部、500メートル区間のバイパス道路を供用している。引き続き、共用部分から南に向かって整備が進められており、現在約450㍍のあまりの土工を済ませ、舗装工事に取り掛かっている。
 工事概要は、工事延長434.4㍍、アスファルト舗装工4327平方㍍。設計は明治コンサルタント、施工を柳原組が担当している。
 11月に着工し、12月21日現在、路盤の整備を行っている。現在行われている工事では基層の整備まで行う計画で、5年1月末完成の予定。
 未着手区間の整備は未定となっているが、同事務所は早期開通に向け事業を推し進めてゆく方針で、関係各所と調整を進めている。

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