一般記事

中部農林 法貴寺地区パイプライン整備

2023.8.3 県中部農林振興事務所

地下水を利用した灌漑設備を更新
「特定農業振興ゾーン」の取り組みを推し進める

 奈良県中部農林振興事務所は、「法貴寺地区パイプライン整備」を予定しており、発注の準備を進めている。
 整備を予定しているのは、田原本町法貴寺に敷設された灌漑用のパイプラインで、地下水を利用して耕作地へ用水を送っている。
 同設備は、作物の品質向上を目指し、水質の良い地下水を耕作に使用するために、昭和52年に同町により整備され、現在も稼働し続けているが、敷設後45年以上が経過し、老朽化が進んでおり、設備の更新が必要な箇所も多く見受けられる。
 当該の地域は、現在、奈良県独自の取り組みである「特定農業振興ゾーン」の設定を受けており、県、町、地域の3社が協力して農地の集約や集落営農組織設立に向けた支援が行われる地域となっていることから、農業生産基盤整備・の農村整備を施策とする中部農林振興事務所が整備を担当する。
 今回、2ヵ所の整備を予定しており、概要は、それぞれ管水路工650㍍と管水路工900㍍。共に第2四半期中の発注を予定しており、工期は6ヵ月を見込んでいる。
 法貴寺地区は、「特定農業振興ゾーン」の取り組みとして、地区内の企業との連携し、スイカ・イチゴといった軟弱野菜の採種や、ホウレンソウ、トマト等、高収益作物の専業農家の育成、新規就農者等や法人への農地斡旋などと共に、用排水施設、暗渠排水等の更新又は整備、大区画化畦畔除去、ハウス等の施設整備といったインフラの充実を図っており、今回のパイプライン整備をはじめとした、ハード面からも取り組みを推進することで、担い手の確保、農業資源の維持への寄与が期待される。

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