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上北山村 地域計画建築研究所を選定 庁舎あり方検討基礎調査

2024.4.4 上北山村

 上北山村は、公募型プロポーザル「上北山村庁舎のあり方検討基礎調査業務」にて地域計画建築研究所(略称アルパック)大阪事務所を優先交渉事業者に選定した。落札金額は810万7000円込。参加事業者は地域計画建築研究所のみ。4月から庁舎設置に関する方向性を決めるため具体的に動き出す。
 同村庁舎は昭和48年に建築され筑後50年以上が経過している。平成25年に行った耐震診断では想定される南海トラフ地震のような巨大地震において倒壊の危険があるため、補強工事の対応が必要であるとされた。また、いたるところで雨漏りや壁のひび割れ、設備の老朽化による不具合が発生しており庁舎の再整備の検討が急務となっている状況。
 現状を踏まえ、人口減少やデジタル化の進展による社会情勢の変化等を踏まえた今後の行政手続きの変化、職員の働き方や本庁の機能再編等、これからの村民サービスのあり方を見据えた庁舎の再整備に向け必要な情報を収集し、庁舎整備の必要性を整理するとともに、現地建替えや別敷地に新築、他施設への移転、現庁舎の大規模改修等、考えられる整備案を複数挙げて各整備案を比較することにより、今後の庁舎のあり方について議論するための出発点とすることを目的としていた。委託期間は7年1月31日。担当は上北山村総務課(07468―2―0001)。
 主な業務内容は▽前提条件の整理▽現庁舎等の現状と課題の整理▽村庁舎のあるべき姿等の検討▽新庁舎の整備手法の検討▽事業計画の検討▽協議・打合せ▽報告書の作成。

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