一般記事
五條土木 勢井宗川野線道路改良工事
2023.4.14 県五條土木事務所
第2四半期の発注へ
新天辻工区へのアクセス道
奈良県五條土木事務所は、「勢井宗川野線道路改良工事」の準備を進めている。
同工事は、勢井宗川野線、五條市西吉野町立川渡の茄子原との境界付近で、狭隘部の改良を行うもの。工事概要は、工事延長プレキャストL型擁壁16.5㍍、ガードレール基礎14.0㍍、ガードレール51.7㍍。第2四半期の発注を予定している。
県道49号勢井宗川野線は、五條市西吉野町勢井から宗川野に至る延長約11㌔㍍の主要地方道。国道168号と国道309号を結ぶ国道災害時のリダンダンシーとして、また、地域住民が利用する「生活の道路」として重要な役割を担っている道路である。しかし、狭隘箇所や見通しが悪いカーブが多く、接触事故等の発生も少なくない。県は、「道路整備基本計画」において、『「安全・安心を支える道路整備の推進」災害に強い道路の整備』と位置付け、1.5車線整備、突角改良、待避所整備など道路の改良を推進している。
3月末には、宗川野で、突角部の解消を目的とした「勢井宗川野線(勢井.宗川野工区(12工区))延長154㍍が完成供用している。また、周辺では、「一般国道168号新天辻工区」の整備が本格化しつつあり、施工現場へのアクセス道として、工事車両などの通行も増加する見込みで、整備の重要性が増している路線であり、重機など、機材搬入に対応するための拡幅工事など関連整備も行われている。