一般記事

馬見丘陵公園 TSP太陽と契約 フラワーフェスタなど運営等

2022.8.19 県地域デザイン推進局

 奈良県中和公園事務所は、令和4年度「馬見フラワーフェスタ・馬見クリスマスウィーク」・令和5年度「馬見チューリップフェア」会場運営及び催事運営ならびに交通対策業務委託第123―委3他号の公募型プロポーザルでTSP太陽奈良営業所(奈良市南袋町)と4554万円込(業務量の目安の限度と同額)で契約を締結して業務を委託した。
プロポーザルには3者が参加表明書を提出、うち2者から技術提案書の提出を受け、評価基準について審査した。担当は公園課整備・運営係(電話0745―56―3851)。
 業務場所は広陵町大野、河合町佐味田他の県営馬見丘陵公園。業務は年間を通じた公園及び地域の活性化を図るため、秋の「馬見フラワーフェスタ」、冬の「馬見クリスマスウィーク」、春の「馬見チューリップフェア」を開催するに当たり、イベントの会場運営及び催事運営並びに交通対策の業務を安全で効果的かつ効率的に行うことを目的とする。
なお、イベントの開催期間は「馬見フラワーフェスタ」が10月8日~16日の9日間、「馬見クリスマスウィーク」が12月21日~25日の5日間、「馬見チューリップフェア」が令和5年4月8日~16日の9日間を予定している。委託期間5年5月31日。
クリスマスウィークには、クリスマスデコレーション(日中装飾)を北エリア花見茶屋周辺と中央エリア公園館周辺で12月6日~25日の19日間、クリスマスイルミネーション(17時~21時の夜間装飾)を北エリア及び中央エリア花の道と公園館周辺に限って12月21日~25日の5日間行う。
 馬見丘陵公園は「歴史と自然に囲まれた憩いの空間づくり」を目的に昭和59年から整備に着手し、平成24年6月に全面開園(56・2㌶)した。現在では、ナガレ山古墳を始めとする文化財と桜やチューリップ・花菖蒲・ヒマワリ・ダリアなどの四季折々の花々を求めて年間約100万人が訪れる公園となっている。
 馬見丘陵公園では現在、奈良県植栽計画「なら四季彩の庭づくり」に基づき、花修景を活用した誘客に取り組んでいる。秋季には「第27回全国都市緑化ならフェア」を契機とする、ダリアやコスモス・コキア等の秋の花々の魅力を活用した「馬見フラワーフェスタ」、春季には関西最大級の「チューリップのパノラマ景観」を活用した「馬見チューリップフェア」を開催している。

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