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県河川整備委員会 みお筋形成など指標追記 曽我葛城圏域整備計画進捗点検

2021.3.23 県土マネジメント部

 奈良県は、第96回河川整備委員会を開催し、大和川水系曽我葛城圏域における河川整備計画の進捗点検について「みお筋の形成や水際の植生の回復」などの点検指標を追記し、とりまとめを行った。令和3年度は紀の川水系・淀川水系を審議する。
 奈良県県土マネジメント部河川整備課はさる16日、第96回「奈良県河川整備委員会」(委員長・立川康人京都大学大学院工学研究科教授)を、奈良春日野国際フォーラム甍(奈良市春日野町101)で開催、大和川水系曽我葛城圏域における河川整備計画の進捗点検のとりまとめを審議した。
 前回の委員会で出された意見に対応した進捗点検のとりまとめを作成、点検指標に多くで▽みお筋の形成や水際の植生の回復▽川沿いの環境に調和した整備▽良好な自然環境の保全を、葛城川⑥区間で▽山地に囲まれた周辺環境に配慮▽下流にある市役所前河川公園と連続した親水空間を整備▽万葉集に歌われた場所であることから歴史性に配慮、広瀬川で周辺の田園風景と調和した整備を追記した。
 それに委員から再び意見があり、修正することとした。その後環境モニタリング調査結果について報告し、令和3年度に紀の川水系・淀川水系の河川整備計画について審議することを確認した。

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