一般記事

宇陀土木 四郷川砂防堰堤補修工事

2023.5.19 県宇陀土木事務所

老朽化した堰堤の長寿命化
前面に補修壁を設置

 奈良県宇陀土木事務所は、まもなく「四郷川(紀の川水系)砂防堰堤補修工事」の発注を予定している。
 整備を予定しているのは東吉野村大又の四郷川に設置された砂防堰堤で、集落から3㌔㍍程上流の魚止めの滝付近に設置されている。
 昭和38年に竣工し、建設されてから年月が経過しており、コンクリートの劣化などの老朽化が見られることから、堰堤の前面に補修壁を貼り付け補強補修を行い増厚、補強する。
整備概要は堰堤腹付けコンクリート工で、工期は約6カ月を見込んでおり、第1四半期中の発注を目指している。
 県は、様々なインフラの老朽化に対応し、住民の生活の保全を図るため、「事後保全」から「予防保全」への方針転換に取り組み、インフラの点検・補修を行い、長寿命化対策を進めている。

会員登録
一覧に戻る