一般記事

郡山土木 城廻り線残土処分地整備

2023.6.13 県郡山土木事務所

調整池管理用道路の擁壁を発注へ
残土を利用し観光駐車場を整備

 奈良県郡山土木事務所は、大和郡山市矢田町において、都市計画道路城廻り線残土処分地整備をすすめており、今年度、調整池管理用道路の擁壁整備を予定している。
 城廻り線残土処分地の整備は、矢田町、矢田寺北側の山中を、現在、同事務所が進めている都市計画道路城廻り線の整備事業において、近鉄郡山駅北側のアンダーパス及びその周辺の工事で発生する残土の処分先として、残土を利用し造成を行い、観光用駐車場の整備を行うもの。昨年度には観光駐車場とアクセス道路周辺の斜面などからでる雨水を集めて貯留する調整池の整備(工事延長32㍍、2号調整池工、ブロック積擁壁工24平方㍍)を行っており、今年度は、その調整池用の管理道路の擁壁整備を予定している。整備概要は、工事延長80㍍、ブロック積み擁壁工90平方㍍。第2四半期の発注予定で、工期は5ヵ月を見込んでいる。
 同事務所は、現在、8月末の工期でアクセス道路の盛土工事(工事延長85㍍、路体盛土工8300立方㍍)を進めており、今後も引き続き城廻り線の整備事業で、大量に発生することが予想される残土を利用し観光駐車場の整備を進めて行く意向だ。
 なお、観光駐車場は大和郡山市の管理となることが決まっており、完成後同市に引き渡される。

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