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三宝農林に委託 どんづる峯景観整備事業支援

2021.8.19 香芝市

 香芝市は、前年度に行ったどんづる峯の東部及び北東部の調査等に引き続いて、令和3年度は東部及び北東部、西部の調査及び整備行う。一般競争入札「どんづる峯景観調査整備事業支援業務」により落札した三宝農林に業務を委託した。業務場所は穴虫。委託期間4年3月31日。
どんづる峯については、同市の観光地として認知されており、またダイヤモンドトレイルの起点にもなっていることから、年々来訪者が増えてきている。平成30年度に来訪者の安全対策として地方創生推進交付金を活用し、遊歩道や広場の整備を行い、前年度は東部及び北東部の調査等を行っている。
令和2年10月に大阪府吹田市の万博公園内で発生した来園者への倒木事故を受けて、香芝市においても、どんづる峯における枯損木の状況を鑑み、早期の調査が必要であると思われる―としている。
 どんづる峯は県指定天然記念物で金剛生駒紀泉国定公園。今回の整備場所は穴虫2776―1の1万2580平方㍍と2778―4の6万2809平方㍍の山林(市有地)。担当は市民環境部地域振興局商工振興課。業務内容は次の通り。
 入口正面から向かって左側(西側)の箇所を今年度の事業実施区域とする。10㍍×10㍍標準地(プロット) を事業実施区域内に設置して定点観察を実施する(前年同様)。前年度(令和2年度)に整備された西池~展望台(東部)への遊歩道より入口付近への周回遊歩道を路査する。
事業実施区域内枯損木の調査等を行う。調査後に事業実施区域の写真撮影を実施する。その他に円滑な業務遂行のために事務局の運営支援を行う。成果品はどんづる峯景観整備事業電子データ(CD―R、DVD―R等)。

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