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10月にも工事発注へ 榛原総合センター改修工事

2023.6.29 宇陀市

 宇陀市は、榛原総合センターの中央公民館機能を担っているフロアの改修を計画、礎建築事務所に委託して進めている設計業務を上半期中にまとめて10月早々にも工事発注し、令和5年度内の完成、6年度からの供用開始となる見通し。
 令和5年度当初予算には、榛原総合センター利用促進事業として2億6085万円(設計及び工事監理業務委託料2925万円と工事請負費2億3160万円)を計上、学生等が自主学習できるスペースを確保し、環境整備を行うとともに利用しやすい文化ホールにするための機能を整備して利用促進を図るとしている。
 榛原総合センター(榛原萩原2610番地1)はRC造3階建延べ面積2517・027平方㍍(昭和62年7月建設)。1階が図書館、2階~3階を中央公民館として利用している。政策推進部政策推進課が教育委員会と調整しながら改修計画を進めている。
3階のロビーを含むスペースに学生等が自主学習できるスペース(複数人利用)を確保する環境整備を行うとともに、現在の大ホールを利用実態に応じた適正な規模に改修し、小規模の演芸会や音楽演奏会及び展示会などの文化ホールの機能を整えた整備を行って施設の利用促進を図る。また、2階~3階のトイレを洋式化する工事も実施する。
5年度事業の概要は▽学生等の自主学習スペースとして移動可能な机と椅子を設置して落ち着いて学習できる場所を整備する▽音響システムの老朽化や防音設備が不充分で演芸会や音楽演奏会など利用し難い状況にあるため利用向上のため小ホールとしての機能を備えた施設整備を行う。
指名競争入札により「第05―C001号宇陀市榛原総合センター改修工事設計業務」を礎建築事務所に委託して進めている。業務内容は研修室等改修工事設計業務1式、構造調査業務1式。委託期間9月29日。
上半期中に設計をまとめて10月早々にも一般競争入札により工事発注し、今年度内の完成をめざす。工事は建築工事と、音響を含む設備工事との分離発注も検討。(吹上)

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