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近畿技術事務所 日本建設機械施工協会で ICT施工推進などプロポ2件

2021.5.25 近畿地方整備局

 近畿地方整備局近畿技術事務所は、「ICT施工推進業務」「土木機械設備診断及び評価業務」の2件に簡易公募型プロポーザルについて、一般社団法人日本建設機械施工協会(東京都港区)とICT施工推進は1424万5000円込(予定価格1428万9000円込)で、土木機械設備診断及び評価は1606万円込(予定価格と同額)で契約を締結して業務を委託した。
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内にICT施工推進は18者から、土木機械設備診断及び評価は12者から入札説明書等のダウンロード(等)がなされ、ともに1者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその1者から提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、適切な提案と認められたため、契約の相手方としたもの。ともに委託期間4年3月31日。業務内容は次の通り。
 【ICT施工推進業務】
 業務は、ICT施工技術を活用して施工する現場において更なる生産性の向上や品質の向上及び監督・検査等の省力・効率化と、品質管理の向上及びICT施工技術の普及推進等を行うもの。
 主な業務内容は①ICT活用工事における現場対応集の更新②小規模土工におけるICT活用手法の検討及び効果検証③埋設物工事におけるICT技術の活用手法検討④ICT施工ヘルプデスクの運用支援及び資料とりまとめ。
 【土木機械設備診断及び評価業務】
 業務は、近畿地方整備局管内における土木機械設備の機能を正常に維持しながら老朽化に対処するために維持管理に伴う課題を共有し、各種機械設備の効率的な点検・整備・更新の実施に向けた適正な診断・評価を行うとともに、突発的に発生する事故・故障への迅速かつ適切な解決に向けた故障復旧のための診断・評価を行うもの。
 主な業務内容は①機械設備の点検結果の整理②河川用ゲートのマニュアルの補完資料の作成に向けた基礎的事項の整理③河川用ゲートの予備品リストの整理④道路用機械設備点検・整備シートの作成⑤水門・樋門の点検監督技術マニュアル作成に向けた基礎的事項の整理⑥土木機械設備の突発的な故障に対する対応⑦委員会・部会資料作成。

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