一般記事

御所市 健康増進スポーツ施設整備

2022.8.23 御所市

一次造成は葛上建設が担当
地元還元施設を整備

 御所市は、総合運動公園「健康増進スポーツ施設」の整備を進めている。
 同施設は、御所市・田原本町・五條市で構成する「やまと広域環境衛生事務組合」(管理者=東川裕御所市長)
が、平成29年春に完成した広域ごみ処理施設に係る地元還元施設で、ゴミ処理に伴う廃熱と温水を利用した施設で、現在、朝町地区を含む小殿の建設予定地で、一次造成工事が進められている。敷地面積は約1万4170平方㍍。建物は平屋建で計画し、面積2140平方㍍。計画では「トレーニングルーム・プール(25㍍× 6コース)・多目的室(スタジオ)・温浴施設」を設置、年間利用者数約7万2000人を想定し、各施設規模は▽トレーニングルーム約200平方㍍▽プール(25㍍×6コース・ジャグジープール)約630平方㍍▽多目的室(スタジオ、倉庫含む)
約170平方㍍▽温浴施設(シャワー、サウナ含む)約200平方㍍▽機械室・倉庫(適宜)約120平方㍍▽その他(監視室・観覧スペース・スタッフルーム事務室・男女更衣室等)(適宜)約820平方㍍で延べ床面積約2140平方㍍。施設のほか、芝生広場(約2375平方㍍)や駐車場(約3385平方㍍)、調整池(約300平方㍍)、緑地や通路等約5970平方㍍を設ける。
 現在進められている「御所市健康増進スポーツ施設一次造成工事生学第2号」は、今年の春から雑木の伐採などに着手。その後、余分な土砂を撤去する土工などを行い、8月中旬の進捗は80~90%で、予定通り9月末に完成する見込み。
 造成完了後に施設整備を行うため、日本工営都市空間に委託している「発注者支援業務」
も順調に進んでおり、早期に要求水準書案と実施方針及び募集要項等をまとめて公表する方針で、事業全体の完成は令和6年11月を目指している。

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