一般記事

宇陀土木 東町地区急傾斜地崩壊対策工事

2022.8.4 県宇陀土木事務所

岡野土木建材が施工を担当
10月末完成予定

 奈良県宇陀土木事務所は、御杖村神末で「東町地区急傾斜地崩壊対策工事」を進めている。
 同工事は、神末体育館に接する斜面に崩壊対策を施すもの。当該区域は名張川沿いの谷間に集落が形成され「急傾斜地崩壊警戒区域・特別警戒区域」となっており、急傾斜地の崩壊が懸念されるエリアである。また、施工現場となる神末体育館は、御杖村の避難所に指定されており、災害避難時において、2次被害の発生も予想される。
 同事務所は、避難所の安全を確保し、災害時の2次被害の危険性を取り除くため整備を行っている。
 工事概要は、工事延長170㍍、もたれ式擁壁工41㍍、吹付法枠工162平方㍍、鉄筋挿入工54本、補強土植生法枠工264平方㍍。設計は天理技研、トップ技術コンサルタントが、施工を岡野土木建材が担当している。3月中旬に工事に着手。8月1日現在、進捗率は約55%となっており、10月末の完成を目指している。

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