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紀伊山系 2月4日まで参加受付 災害対応検討などプロポ3件

2022.1.28 近畿地方整備局

 近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、「紀伊山系砂防事務所災害対応検討業務」「木津川水系既設砂防設備のUAV点検技術調査業務」「紀伊山系砂防事務所土石流対策施設等設計要領検討業務」の3件に簡易公募型プロポーザルを適用して1月25日に公示した。参加表明書を2月4日正午まで、技術提案書を2月25日正午まで受け付ける。説明書等は2月4日正午まで交付する。
 参加資格は単体企業、同一の組合または同一の設計共同体のいずれかで、近畿地方整備局(港湾空港関係を除く)における令和3・4年度土木関係建設コンサルタント業務に係る一般競争(指名競争)参加資格の認定を受けていること―など。申込先及び交付場所は奈良国道事務所内の近畿地方整備局総務部総務事務センター奈良・三重分室(電話0742―88―7830)。 
 【紀伊山系砂防事務所災害対応検討業務】
業務は、紀伊山系砂防事務所が直轄砂防事業範囲及び三重県・奈良県・和歌山県を対象に地震や降雨等を誘因として発生する大規模土砂災害への対応能力の向上を目的に「大規模土砂災害危機管理計画(素案)」を検討するとともに、今後発生が想定されうる大規模土砂災害の緊急対応に必要な資機材等の検討を行うことを目的とする。
 業務場所は五條市。主な業務内容は①計画準備1式②大規模土砂災害危機管理計画(素案)の検討1式③既往災害の整理1式④今後発生する恐れのある大規模土砂災害の検討1式⑤資機材備蓄計画策定に向けた検討1式⑥総合検討1式⑦報告書作成1式。委託期間5年2月24日。
 【木津川水系既設砂防設備のUAV点検技術調査業務】
 業務は、木津川水系直轄砂防事業管内における砂防設備においてUAVを活用した点検及び点検結果のとりまとめを実施し、砂防設備点検の効率化・省力化に必要なUAV運用方針の検討や点検成果を確認するためのシステム構築に関わる検討を目的とする。
 業務場所は三重県伊賀市~宇陀市。主な業務内容は①計画準備1式②UAVによる砂防設備定期点検1式③点検台帳の電子化1式④変状の自動抽出に向けた開発提案1式⑤報告書作成1式。委託期間12月23日。
 【紀伊山系砂防事務所土石流対策施設等設計要領検討業務】
 業務は、木津川水系直轄砂防事業及び紀伊山系直轄砂防事業において過年度に設計された砂防関係施設の設計成果の収集整理、国土交通省他事務所並びにに関係県(三重県・奈良県・和歌山県)の設計指針(案)等の収集、最新の基準等の照合をしたうえで紀伊山系砂防事務所における設計要領の検討を行い、「紀伊山系砂防事務所直轄砂防事業設計要領(案)」を作成することを目的とする。
 業務場所は五條市。主な業務内容は①計画準備1式②資料収集・整理1式③事務所設計要領(案)の作成1式④報告書作成1式。委託期間5年2月24日。

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