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近畿技術事務所 オリコンJVで進む トンネル岩判定資料とりまとめ

2023.8.1 近畿地方整備局

 近畿地方整備局近畿技術事務所は、簡易公募型プロポーザル「トンネル工事岩判定資料とりまとめ業務」について、オリエンタルコンサルタンツ・近畿建設協会設計JV(大阪市北区中之島)と4614万5000円込(予定価格4615万6000円込)で契約を締結して委託、業務を進めている。
 業務は、近畿地方整備局管内における施工中のトンネルにおいて、切羽評価点のバラツキを無くすこと及び支保パターン判定基準の明確化を目的とし、岩判定実施に当たり主任監督員に第三者の岩判定員(トンネル経験豊かな技術者)を同行させ、岩判定を行うための助言・指導を行うとともに、不測の事態が生じた場合にトンネルアドバイザー(学識経験者等)の緊急診断に同行し、報告書をとりまとめるもの。また、「トンネル地山等級判定マニュアル(試行案)平成28年7月近畿地方整備局道路部道路工事課」の検証、遠隔地におけるトンネル切羽評価手法の構築及びトンネル切羽評価におけるAI判定の妥当性に関する検証を行う。
主な業務内容は①トンネル工事岩判定1式②トンネル工事岩判定診断資料作成1式③トンネルアドバイザー(学識経験者等)による緊急診断1式④トンネルアドバイザー会議の運営補助及び資料作成1式⑤「トンネル地山等級判定マニュアル(試行案)」の検証1式⑥遠隔地におけるトンネル切羽評価手法の構築1式⑦トンネル切羽評価におけるAI判定の妥当性に関する検証1式。委託期間6年3月29日。
 技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に16者から入札説明書等のダウンロードがなされ、そのうち1者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその1者のオリエンタルコンサルタンツ・近畿建設協会設計JVを技術提案書の提出者として選定し、提出された技術提案書を評価した結果、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。

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