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紀伊山系 6月11日まで参加受付 地震後の土砂災害発生頻度調査

2021.6.4 近畿地方整備局

 近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、簡易公募型プロポーザル「地震発生後の土砂災害発生頻度調査分析業務」を6月1日に公示、参加表明書を6月11日正午まで、技術提案書を7月2日正午まで受け付ける。説明書等は6月11日正午まで交付する。
 業務は、紀伊山系砂防事務所管内において監視・観測しているものを中心とするデータに基づき、河川流量から推定される地盤内の排水システムを踏まえた深層崩壊の発生を予測するための降雨指標を検討するとともに、地震とその後の降雨による土砂災害の関係分析を行い、既存の土砂災害警戒情報発表基準の発表及び解除の指標と比較検証することを目的とする。
 参加資格は単体企業、同一の組合または同一の設計共同体で、近畿地方整備局(港湾空港関係を除く)における令和3・4年度土木関係建設コンサルタント業務に係る一般競争(指名競争)参加資格の認定を受けていること。申込先及び交付場所は奈良国道事務所内の近畿地方整備局総務部総務事務センター奈良・三重分室(電話0742―88―7830)。
 業務場所は五條市~和歌山県那智勝浦町。主な業務内容は①計画準備1式②資料収集整理1式③地盤内の排水システムを踏まえた深層崩壊発生予測手法の検証1式④地震が斜面の安定性に及ぼす影響の検討1式⑤専門家への意見聴取1式⑥総合検討1式⑦報告書作成1式。委託期間4年2月28日。

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