一般記事

奈良土木 国道169号橋梁補修工事

2023.5.12 県奈良土木事務所

老朽化した側道橋を整備
インフラの長寿命化図る

 奈良県奈良土木事務所は、奈良市横井町において「国道169号橋梁補修工事」を予定している。
 整備が予定されているのは、国道169号が、地蔵院川と交差する箇所に架かる橋梁で、東側の歩道部に架かる東側道橋の劣化が進み、歩道が一部通行できない状態となっている。
 同事務所は、西側道橋を先に整備し、その後、東側道橋の整備を行う予定で、3月に西側道橋の工事(工事延長8㍍、桁製作工1式、側道橋撤去工1式)の発注を行っており、それに続いて第2四半期に東側道橋の工事を発注する予定で準備を進めている。
 国道169号が奈良盆地を南北に縦断する区間は、古代からの「上ッ道」を基にした上街道のバイパスとして敷設され、平成6年に県道から国道に編入されている。高度経済成長期から奈良盆地の東部を縦貫する幹線として利用されてきたが、当時建設された路線の例に漏れず老朽化が進んでいる区間でもある。
 県は、現在事後保全から予防保全への転換を進めており、同路線を始め、老朽化が懸念される路線の点検、補修・更新などを推進し、社会基盤の長寿命化を進めて安全な道路ネットワークの確保に努めている。

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