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紀伊山系 大日本コンサルで 深層崩壊リスク評価高度化

2021.9.28 近畿地方整備局

 近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、「紀伊山系における深層崩壊発生リスク評価高度化業務」の簡易公募型プロポーザルについて2者から提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、大日本コンサルタント大阪支社(大阪市中央区南久宝寺町)の提案が他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため2887万5000円込(予定価格2931万5000円込)で契約を締結して業務を委託した。
 業務は、過年度業務で作成した空中電磁探査による深層崩壊リスク評価をより高精度化するとともに、放射性同位体分析による年代測定等で得られた崩壊発生頻度等を包括的にとりまとめ、深層崩壊の発生しうる場所や規模を推定し、砂防分野における今後の流域監視基準の検討に資する資料の作成を目的とするもの。
 業務場所は五條市大塔町清水~和歌山県那智勝浦町市野々。主な業務内容は①計画準備1式②現地調査による崩壊危険度評価の信頼性の向上1式③深層崩壊発生危険度評価手法の信頼性の向上に向けた検討1式④専門家への意見聴取1式⑤報告書作成1式。委託期間4年2月28日。

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