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大和川河川 八千代エンジニヤで 遊水地維持管理運用計画作成 大和川水系防災体制整備も

2022.6.21 近畿地方整備局

 近畿地方整備局大和川河川事務所は、簡易公募型プロポーザル2件について「大和川遊水地維持管理運用計画作成等業務」「大和川水系防災体制整備業務」ともに八千代エンジニヤリングと契約を締結して業務を委託した。
 【大和川遊水地維持管理運用計画作成等業務】
 技術提案書の提出希望者を公募したところ、2者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその2者を技術提案書の提出者として選定し、提出された技術提案書を評価した結果、八千代エンジニヤリング大阪支店(大阪市中央区城見)の提案が他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため3286万8000円込(予定価格と同額)で契約した。
 業務は、大和川遊水地(保田地区、窪田地区)の維持管理の自動化・省力化とコスト縮減等を目的に、最新のデジタル技術や無人化・自動化技術を活用した大和川遊水地次世代型維持管理方策をとりまとめるもの。
 主な業務内容は①確実な堤防点検を実施するための除草作業の効率化について②巡視作業の効率化について③出水後の塵埃対応の効率化について④遊水地運用の効率化について⑤大和川遊水地次世代型維持管理方策のとりまとめ。委託期間12月23日。
 【大和川水系防災体制整備業務】
 技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に27者から入札説明書等のダウンロードがなされ、1者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその1者である八千代エンジニヤリング大阪支店から提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、提案が総合的に優れており、適切な提案と認められたため3627万8000円込(予定価格と同額)で契約した。
 業務は、大和川における防災体制の整備に当たって洪水に備える水防災意識社会の再構築を行う減災対策協議会における会議資料のとりまとめ、メディア連携協議会の資料の作成及び運営補助を行う。減災対策協議会の取組項目である避難情報等に着目した多機関連携型タイムラインの検証と排水活動に着目した多機関連携型タイムラインのとりまとめ等を行うとともに、マイ・タイムライン及びまるごとまちごとハザードマップの普及促進の支援、要配慮者利用施設の避難訓練計画の支援を行う。また、危険水位の比較検証と昭和57年8月洪水40周年企画(仮称)の運営補助を行うもの。
 主な業務内容は①防災体制整備②計画準備③資料収集・整理④減災対策協議会資料作成⑤メディア連携協議会資料作成・運営補助⑥多機関連携タイムライン⑦マイ・タイムラインの普及促進支援⑧まるごとまちごとハザードマップ普及促進支援⑨要配慮者利用施設の避難訓練計画支援⑩危険水位の比較検証⑪昭和57年8月洪水40周年企画(仮称)の運営補助⑫昭和57年8月洪水40周年シンポジウム(仮称)資料作成・運営補助⑬報告書とりまとめ。委託期間5年2月28日。

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