一般記事

郡山土木 椿井王寺線「椿井~三室工区」

2022.4.21 県郡山土木事務所

現道拡幅と歩道設置
早期の供用へ整備進む

 奈良県郡山土木事務所は、円滑な交通の確保と地域の安全性向上を目的として、一般県道椿井王寺線「椿井~三室工区」の早期の供用をめざして整備を進めている。
 同路線は、平群町椿井を起点とし、北葛城郡王寺町元町に至る延長約2・7㌔㍍の道路。周辺の住宅地から国道168号や国道25号などの幹線道路へのアクセス道路で、国道168号線が大きく東へ回り込む部分を避ける王寺への抜け道にもなっているため交通量も多い。
 同工区は、平群町及び三郷町を南北に縦断する延長約950㍍。幅員が狭く線形が悪いため、交通事故が多発している。また、住宅地の中を抜けており、通学路でもあるため児童などの歩行者の利用も多いが、歩道が設置されておらず、人対車両の事故も多発している。
 同土木事務所ではこのような当該路線の状況から、現道を14・0㍍に拡幅、2車線の車道と歩道の整備する計画。現在、工区全体の8割程度まで拡幅工事を完了しており、今年度以降に歩道や側溝などの整備を進めてゆく方針。また、一部残っている未買収部分の用地買収などを推し進め、部分供用並びに早期の全線供用を目指し整備を促進している。
 同区間の整備により、円滑な交通が確保されることで、通行する車両および通学児童の交通安全性の向上が期待されている。

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