一般記事

県道路マネジメント課 通行止め、調査へ 国道425号下北山村大瀬で崩土

2024.4.23 県土マネジメント部下北山村

 奈良県県土マネジメント部道路マネジメント課は去る11日に、国道425号下北山村大瀬地内で崩土を確認し、通行止めを実施した。同日早朝に一般人から県吉野土木事務所に通報があった。
 県職員によると、原因は雨によるものとは考えにくく、崩壊した箇所はおよそ幅10㍍と予測している。高さは不明。崩土による物損、人身等の被害や孤立集落はない。これから調査に入る。4月1日、上北山村西原で発生した崩土箇所からは直線距離で約10㌔㍍ある。
 国道425号線では、3月6日にも十津川村永井地内において崩土が発生。昨年12月に発生した下北山村上池原の崩土では、一人が死亡、一人が重傷を負った。降雨に起因する崩土ではなく、調査の結果、深層崩壊の危険があり高度な技術を要するため、国の権限代行による災害復旧事業が行われている。今回の崩土箇所と上池原はかなり離れている。
 上北山村から北側への迂回路(県道大台ヶ原公園川上線、林道辻堂山線及び県道大台河合線)は引き続き利用可能であるが、下北山村及び和歌山方面へは国道168号による広域迂回となる。

会員登録
一覧に戻る