一般記事

五條土木 一般国道425号道路復旧工事

2022.6.17 県五條土木事務所

松田産業の施工で進む
10月末完成予定

国道425号線沿いで発生した法面の崩壊を受け、奈良県五條土木事務所は「一般国道425号道路復旧工事」を進めている。
国道425号線は和歌山県御坊市と、三重県尾鷲市をつなぐ紀伊半島を横断する路線で、その大半を険しい山間部が占めている。
県道高野天川線、県道龍神十津川線などと共に吉野の東西の幹線となっており、住民の生活に欠かせない道路であると共に、紀伊半島の道路ネットワーク「アンカールート」にとっても重要な路線。
昨年の9月23日に、十津川村西中で、長さ25㍍、高さ20㍍、幅9㍍に渡り崩土が発生し、道を塞いだため一時通行止めを行うなど交通規制が施されていた。
五條土木事務所は、即座に防護柵などの応急工事を施し、9月30日には規制を解除、通行は仮復旧しており、3月から本格的な復旧工事に取りかかっている。現在、吹付法枠工が施工中で、崩壊部分をほぼ覆い終わっており、作業はこの後、鉄筋挿入工へと移ってゆく段階で、現在の進捗率は約10%。最終的に落石防止網を施し4年の10月末完成を目指している。
工事概要は、工事延長45㍍、法面吹付工(コンクリート吹付t10㌢㍍)
75平方㍍、吹付法枠工195平方㍍、鉄筋挿入工59本、落石防止網工790平方㍍、土嚢工58袋。設計は日本工営が、施工を松田産業が担当している。

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